【前半】輪読
書籍「子供の理解と援助のために 感覚統合Q&A 改定第2版」よりこちらに掲載されておりますQ&Aを毎回、一つずつピックアップしご紹介をさせて頂きます。
この書籍は日本感覚統合学会 会長 土田玲子氏 監修の元、専門家のみならず、保護者、保育・教育者向けに感覚統合の考え方を正しく、わかりやすく解説しています。
今までの感覚統合のお話とリンクする内容になっていますのでぜひ振り返りながらお聞きください。
◉日本感覚統合学会
【後半】ゲスト⑮Medical PLAY 共同代表 大脇由樹さん 放射線学博士
慶應義塾大学病院で臨床現場に従事する傍ら,東京都立大学の非常勤講師そして研究員を務める。専門医学は核医学。自らも幼少期に辛い医療体験をしたことから医療におけるプレパレーションのインフラ作りをすることを広めたいとMedical PLAYを立ち上げる。
HP:Medical PLAY
現在行っているクラファンでは「単純X線検査(通称、レントゲン検査)」が子どもたちにとって十分な検査理解や協力が困難な場合、それは時に、検査画像の再撮影による本来不要な放射線被ばくに繋がることがあります。これらを最大限避けて放射線検査の安全性を担保するために、止むを得ず複数人の医療従事者が子どもたちを抑制しながらレントゲン検査を提供することがあるのですが、医療者にとってもその人的・心理的負担は決して小さなものでないのが実際です。
これに対し、NPO法人Medical PLAYは単純X線検査(レントゲン検査)を説明する絵本を医療現場に届け、小児患者とその家族の検査に対する恐怖感情を低減し、子どもたち自身が能動的に検査に臨める環境を提供したいと考え、今回クラファンに挑戦しています。
クラウドファンティング:全国の小児病院へ「医療絵本」を届けるプロジェクト