輪島塗りの技術を使ったアート集団・彦十蒔絵を率いるうるし坊主こと若宮隆志。現在は金沢に拠点を置きながら、復活を模索中。「制作の工程がそれぞれ分かれていて、輪島でなければ作業ができない職人もいる。輪島の町が1つの工房だった」と語る若宮に、「町全体が工房というのは、とてもよくわかる」とセバスチャン高木。古今和歌集をテーマに、遊び心を込めた作品作りができないかと、2人の夢は広がる。アイキャッチ画像:ColBase https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/B-2992?locale=ja