漫画家にとって「強み」は非常に大切な一方、「固執」につながりかねない危うさがあります。 例えば、漫画の企画がなかなか通らないという人。内容を別の角度から切り取った他の企画にすれば通るかもしれないのに、その「通らない企画」に固執するあまり、結果としてずっと通らない状態が続いてしまっているとも言えます。 自分の強み、つまり描けるものを挙げるのは簡単ですが、描けないものを挙げようとすると意外に思い浮かばないように、私たちは自分で思っている以上に「思い込み」に囚われてしまっているのではないでしょうか。 そんな感じで今回は、漫画家にとって足枷になっているかもしれない「固執」や「思い込み」、その外し方について考えていきます!