ネーム提出の前にプロットを提出しているが、「プロットでは面白さが全然伝わらない」「できれば書きたくないけど、ネームから出して全部やり直し、というのも避けたい…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。 そもそもプロットで編集者が確かめようとしているのは、「主人公が何をしようとして」「読者は何を楽しめばいいのか」というシンプルな軸だということ。 そこさえ伝わって同意が取れれば、もうネームを切ってしまってもいいかもしれません。 逆にプロットを作り込みすぎちゃうと、そこに忠実に描こうとしてつまらなくなってしまう可能性が高くなるリスクも。なぜならプロットには「感情」は書かれず、「出来事」ばかり書かれているからです。 ネームでの直し地獄になるのは避けつつ、いかにプロットで伝えるべきもののみを省力化して伝えるか。実は自身も「プロット否定派」であるマンガスクリプトDr.ごとうが、解説していきます!