『ドラゴンボール』が世界中の人から愛される理由、それは「世界観設定」と「悟空の魅力」にあったのではないでしょうか。 修行した分だけ強くなれるという、努力が裏切られることのない世界。仕事にも家庭にも、そして仲間にも縛られず、誰よりも自由に・好きなことをして生きている悟空。 「好きなことに夢中になれば、きっと夢は叶う」をもっとも体現したキャラクターこそが悟空であり、頑張れば夢は叶うというテーマが世界観のほうに設定されたことで、世界中のみんなが潜在的に願っていること・普遍的な欲求に応えられる作品となったのではないでしょうか。 そんなわけで今回は『ドラゴンボール』から得られた数多くの気づきや学びのうち、特に漫画を描くうえで大切かもしれない発見について、話してみました。