漫画の原作を書こうとしている初心者なら、恐らく全員がぶつかるであろう大きな大きな壁。それが「設定を文字で説明しようとすると、長くなりすぎて字数が足りなくなる問題」です。
もちろん、省略こそが良い原作には大事というのはわかっています。わかっていますが、書かなすぎると「コイツ、何も考えてないのでは?」と誤解されてしまうのは、と不安になってしまうのです・・・!
とはいえ、伝えるべき・強調すべきポイントの「絞り込み」は、画でもテキストでも同様に求められるスキルの1つ。だからこそ、作者のほうで書きすぎるのではなく、読者のほうに「こういうことなんだろうな」と察してもらえる書き方を目指さないといけません。
それこそが演出であり、作者に求められる漫画力。設定の説明ではなく、キャラ同士の掛け合いで楽しんでもらうことが本質である以上、その魅力を伝えるスキルを磨き込むしかないのです。
逆に、普通に漫画を描いている皆さんは、あえて自分の作品を「テキストで説明する」ことに挑戦してみてもらうと、漫画力を鍛える良いトレーニングとなるかもしれません!
というわけで今週は、「もっと早い週でそこに悩まないとおかしいのでは・・・?」と視聴者の皆さんが普通に疑問に感じそうな第6週目の報告回になっています。
果たして、こんなペースで作品は締切までに完成するのか!?