職業としての漫画家の「神格性」や「憧れ」、あるいは「キラキラ度」といった価値は、昔と比べて確かに下がっているかもしれません。 だからこそ、漫画家を目指すかどうかで大切な判断軸となるのが、「漫画を描く目的」です。 読者に漫画を届けたい・伝えたいという気持ちが、自分の中にあるのかどうか。 読者がいてもいなくても変わらないというのであれば、描き続けるのは難しくなるかもしれません。でも、ちゃんと気持ちが読者のほうを向いてるのであれば、描き続けることもできるのかも。 今回は、読者から頂いたお便りをもとに、漫画家を目指し続けるかどうかという気持ちとの向き合い方・捉え方についてお話をさせていただきます。