ラーメン屋がいつも同じ味を提供できるのは、自分のつくるラーメンの売りや推し、他店との違いが何かを正しく理解できているからこそ。 では漫画家はどうか。自分の作品を知り尽くし、どこが面白いポイントで、どこが他の作品と違って推せるポイントなのかを、漫画家自身がしっかり言語化できているのか。 そもそもどんな味(完成形)になるか、予測もできないままにお客(読者)に商品を提供するようでは、プロ失格。 自分の特性を理解し、安定して同じ味を提供し続けられるようになるには、100杯レベルでは全然ダメ。1000杯レベルでようやくスタートライン。 そんな険しい世界で道を極めようと勝負しているのが、ラーメン屋であり漫画家たちなのです・・・!
そう、漫画を描く道を極めることは、ラーメンを極めることに似ているのです。