「なぜ1個目のドーナツはあれほどまでに光を放っているのか?」
今回取り上げたのは、廣瀬さんが「現代の最も優れた監督」と太鼓判を押すケリー・ライカート監督による『ファースト・カウ』。
舞台となるのは1820年代、西部開拓時代のオレゴン。アメリカン・ドリームを求めてやってきた料理人のクッキー(ジョン・マガロ・演)と、中国人移民のキング・ルー(オリオン・リー・演)。甘いドーナツで、ちょっぴり危険な一攫千金を夢見る友情物語だ。
『神の道化師、フランチェスコ』(ロベルト・ロッセリーニ・監)との類似性をみつつ、廣瀬さん曰く本作は「地面を撮る映画」!? 「大画面での見方以外ない」と語るこの映画を、ぜひ劇場で鑑賞してからポッドキャストをチェックしてみて下さい!
※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!